2020年01月

2020年01月22日

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 スタンプ日:2019年5月18日
 スタンプ場所:五稜郭タワー(北海道函館市五稜郭町43番9号)

前回に引き続き五稜郭タワー1階のスタンプです。描かれているのは上空から見た函館の地形と土方歳三、そして中央には軍艦・回天丸です。

回天丸はもともとプロイセンの軍艦ダンツィヒ号として建造されましたが、その後イギリス、アメリカの商人へと売却されたのち、1865(慶応元)年、江戸幕府が購入したものです。

戊辰戦争時には開陽丸とともに榎本武揚らの旧幕府軍の主戦艦として活躍しましたが、1869(明治2)年の箱館湾海戦で新政府軍によって放火され、函館湾に沈むこととなりました。

函館市内には戊辰戦争時の遺構が五稜郭だけでなく様々な場所にひっそりとあります。お越しの際はあわせて探してみてはいかがでしょうか。

「はこぶら」による紹介ページ
https://www.hakobura.jp/db/db-view/2010/09/post-4.html


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2020年01月18日

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 スタンプ日:2019年5月18日
 スタンプ場所:五稜郭タワー(北海道函館市五稜郭町43番9号)

五稜郭公園の横にそびえ立つ五稜郭タワーは、特別史跡五稜郭跡や函館の街並みを約100メートルの高さから見渡すことのできる、函館屈指の観光スポットです。

ここにももちろんスタンプが設置されています。1階に2つ、そして有料エリアの展望2階に2つの計4つ(他に五稜郭のスタンプと日本百名城のスタンプが1階にあります)。

まず紹介するこちらのスタンプは、1階においてある2つのうちの1つ。五稜郭と新撰組副長・土方歳三のイラストが描かれています。

土方は京都における新撰組としての活動が有名ですが、戊辰戦争時は紆余曲折の末に榎本武揚らの旧幕府軍に合流。蝦夷共和国では陸軍奉行並として戦争を指揮しましたが、1869(明治2)年、箱館一本木関門(今の函館市若松町)にて戦死しています。

五稜郭タワー公式サイト
https://www.goryokaku-tower.co.jp/




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2020年01月12日

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 スタンプ日:2019年5月18日
 スタンプ場所:五稜郭タワー1階(北海道函館市五稜郭町43番9号)

函館五稜郭は江戸末期に幕府が北方の政庁兼防衛拠点として築城した、全国的に珍しい西洋式城郭です。

築城されてからおよそ160年、このお城が最もスポットライトを浴びた出来事は、戊辰戦争(箱館戦争)でしょう。

1868(明治元)年、薩長による討幕、徳川慶喜による大政奉還を良しとしない旧幕府軍らが函館五稜郭を制圧し、政権を樹立しました。俗に言う「蝦夷共和国」です。

この政権を総裁として主導したのが、このスタンプに描かれている榎本武揚です。政権はわずか6か月ほどで新政府によって打倒され、榎本も降伏。2年半ほど牢に繋がれることとなります。

しかし洋の東西を問わず様々な学問に通じていた榎本の才能を明治政府も放っておくことはできず、釈放後は政府に登用され北海道の資源調査や様々な大臣を歴任したほか、今の東京農業大学の前身を設立するなど、日本の近代化に大きな役割を果たしました。

五稜郭の概要(函館市ホームページ)
https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014011601482/

▽榎本武揚についてもっと知りたいのならば...


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2020年01月11日

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 スタンプ日:2019年5月18日
 スタンプ場所:函館市北洋資料館(北海道函館市五稜郭町37番8号)

前回に引き続き、函館市北洋資料館のスタンプです。

こちらは前回紹介のものよりも新しいらしく、磨り減っていません。シャープな印影ですね。基本的な図案は2つとも似たようなものですが(イラストがちょっとだけかわいくなっているかも)、こちらには押印した日付が入るようになっています。

このタイプは後から見た時にいつ押したかがすぐわかるので、コレクションをしている身としてはとてもありがたいのですが、あまり普及していませんよね。やっぱり日付印部分が壊れやすく、メンテナンスが大変だからでしょうか。製造コストもちょっと高いでしょうしね。
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2020年01月10日

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 スタンプ日:2019年5月18日
 スタンプ場所:函館市北洋資料館(北海道函館市五稜郭町37番8号)

函館市の観光名所、五稜郭公園のお向かいにある資料館のスタンプです。

スタンプはやや磨り減り気味で残念ですが、ちょっと歴史を刻んできた味があります。絵柄は北洋漁業の漁船を中心に、カニ・魚が描かれています(魚はサケ・マスでしょうか)。

函館は今でこそ沿岸漁業と観光のまちですが、大正から昭和にかけては日魯を中心とした母船式サケ・マス漁業(いわゆる北洋漁業)の出漁基地となっており、遠洋漁業がまちの基幹産業でした。

北洋漁業は厳しい自然環境、劣悪な労働環境の中での労働でしたが、その分労働者の賃金はとても好条件だったようで、当時は「嫁にやるなら日魯の社員へ」という言葉があったほどでした。

昭和末期の各国によるいわゆる「排他的経済水域」の設定により北洋漁業は終焉を迎えてしまいましたが、その歴史を今に伝えているのがこの資料館。入場料は100円と破格の設定(それも入場料を払うと200円の駐車料金が2時間無料!)ですが、見応えはなかなかのものです。

美術館のお隣に立っており、あまり目立つ存在ではないですが、五稜郭観光の際に立ち寄る価値は十分です。

函館市北洋資料館ホームページ
http://www.zaidan-hakodate.com/gjh/hokuyo/


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